2500年前、インドで新しい都市型の社会があらわれ、現代に通じる普遍的な人間関係と新しい倫理思想が求められた。
インドの歴史の中でも、最も混迷をきわめたこの時代に、ブッダはシャカ族の王族の一員として生まれ29歳で出家、
生涯をとおして執着を離れ、さとりを得る道として清浄行の実践を説いてきた。
そのブッダの生涯をインド哲学者・仏教学者の中村元氏が原始仏典をとおして解説し、現代社会での自らの「こころ」のあり方をさし示す。
【内容】
第十一章 安らぎの境地
第十二章 自らを灯とせよ
【出 演】中村元
【聞き手】草柳隆三
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