安藤サクラ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1119994 / CC BY SA 3.0
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安藤 サクラ(あんどう サクラ、1986年2月18日 – )は、日本の女優。
旧姓:安藤 さくら(読み同じ)。
結婚後の本名:柄本 さくら(えもと さくら)。
東京都出身。
学習院女子大学国際文化交流学部卒業。
鈍牛倶楽部を経てユマニテ所属。
夫は俳優の柄本佑。
父の俳優・奥田瑛二、母のエッセイスト・安藤和津の間に次女として誕生。
姉は映画監督の安藤桃子。
母方で祖父方の曾祖父は戦前の首相の犬養毅。
5歳の時に父の舞台を見て女優になろうと決意するが、芸能一家という周りの声が気になり小学2年生のときにその夢を一旦封印。
学生時代にアルバイトなどの経験を積んだ後に高校生の時に女優の道へ進む。
2007年に父・奥田瑛二が監督を務める映画『風の外側』にクランクイン直前に降板した主演女優の代役として出演しデビュー。
映画デビューとなった同作品には両親が出演しているほか、姉・桃子も助監督として参加している。
2009年、園子温が監督を務めた映画『愛のむきだし』で、カルト教団の勧誘員・コイケを演じ、ひと際強い存在感を発揮する。
2011年、映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を始め、立て続けに注目作に出演し、第84回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を受賞した。
2013年1月、映画『かぞくのくに』の演技が高く評価され、第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を受賞。
また同賞で助演女優賞を受賞。
主演女優賞、助演女優賞のダブル受賞はキネマ旬報ベスト・テン開始以来初めての快挙。
2014年、姉が監督を務めた映画『0.5ミリ』と、オーディションの募集記事を見て応募した『百円の恋』で主演を務め、2年連続でキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞をするなどその年多くの主演女優賞を受賞。
翌年度第39回日本アカデミー賞では『百円の恋』で最優秀主演女優賞を受賞した。
キネマ旬報が企画したオールタイム・ベスト 映画遺産 日本映画男優・女優100(映画雑誌『キネマ旬報』創刊95周年記念)の女優ランキング第8位に選出された。
2016年4月スタートの『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)で連続ドラマ初ヒロイン。
2017年3月3日に行われた第40回日本アカデミー賞にて西田敏行とともに司会を務める。
2017年に第1子を出産し育児への専念を予定していたが、何度もオーディションに挑戦し落選していた憧れのNHK連続テレビ小説のヒロインのオファーが届き、夫や両親、義父母の叱咤激励や、NHK側からの育児に協力するとの約束を受け、育児と撮影を両立することを決意。
実に1ヶ月も悩んだ末にオファーを受諾し、2018年10月1日より放送の『まんぷく』のヒロイン・立花福子を演じることとなった。
1月のヒロイン発表では連続テレビ小説史上初の「ママさんヒロイン」と紹介された。
NHKの働き方改革も背景にNHK大阪放送局内にキッズスペースが開設されるなどのサポートが提供され、ほぼ毎日子供をNHKに連れての撮影に臨む。
2018年、リリー・フランキーとW主演した映画『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭にてコンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞し、女優としても高い評価を得た。
国内では数々の主演女優賞を受賞し、第92回キネマ旬報ベスト・テンと第73回毎日映画コンクールではその年、別の映画に主演した夫の柄本とともに夫婦で主演賞に輝いた。
『愛のむきだし』に出演した際に、CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれた。
女優という職業については、普段思ったことや感じたことを言葉にするのが苦手で、だからこそ脚本や監督があって身体を使って表現する職業に興味があるのかもしれないと明かす。
だらしない女性の役を演じるときは、「女優さんが汚い役を演じている」と思われるのが嫌で、本当に汚くだらしない人間になろうと心がけるが、そのために歯をガタガタにしようとした際には歯科医に断られた。
『百円の恋』では、ニートからボクサーになる主人公を演じるため、まず太ってだらしない体型を作り、撮影の後半の10日間で体を絞りプロテストに合格できるようなボクサーの体型を作っていった。
身長は160cmだが、スクリーンで見ると実際よりも大きく見られ、初めて会った人に「意外と小さいんですね」と言われることが多い。
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