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俳優の宮沢氷魚、山本舞香が13日、都内で行われたWOWOW開局30周年記念連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』(10月3日スタート 毎週日曜 後10:00)の完成報告会に出席した。
本作は、宮部みゆきが構想に15年、執筆に9年もの歳月を経て完成させた同名ミステリーが原作。舞台は1990年代の公立中学校だが、今回のドラマではSNSが普及した現代の私立高校に置き換えて脚本を練り上げた。ひとりの転落死から始まる不可解な出来事。動揺する生徒、困惑する保護者、体裁を気にする教師、騒ぎ立てるマスコミやSNSユーザー。一体、誰が真実を話し、誰がうそをついているのか。謎に満ちた衝撃の真相が、現代社会に警鐘を鳴らす。
上白石萌歌が“学校内裁判”を主導する高校生・藤野涼子を演じ、裁判に参加する謎の青年・神原和彦役に宮沢、ひどいニキビに悩む三宅樹理役を山本が演じる。今作で連続ドラマ初主演を飾る上白石は「9年前、小学生のときにお芝居をさせていただいたのがWOWOWさんで、またWOWOWさんの作品に戻ってこられて、原点に帰ってこれたような気持ちで、懐かしさと背筋が伸びるような気持ちが入り混じっています」と感慨深げにあいさつ。
作品の台本を開いた際に「自分の名前があって不思議な気持ちでした」と初々しく語りながら「そんななか素晴らしい、キャスト、スタッフの方が集結すると聞いた時に、大丈夫だ、この作品はいいものになる!ということを感じました」と胸を張った。
また、作風になぞらえて「秘密にしていたこと」を問われた宮沢は「このお仕事を始めるにあたって、事務所に所属することを親に伝えてなく、入ってから『そういえば事務所に入りました』って報告しました」と告白。両親は「びっくりしていた」といい「でも事前に相談していたらダメと言われていたかもしれないので。『入ったらこっちのもんだ!』と思って…」と笑った。
このエピソードに山本は「親からしたら大変なこと(笑)。すごい真面目な方かと思っていたので、そういう一面があるんですね!?」と目を丸くしていた。
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