9月23日に福島県郡山市西田町で稲刈りを行ったのは、アーティストの手越祐也さん。これは「福島の農産物を世界に発信したい」として2020年から始めた「手越村プロジェクト」の一環だ。
23日は、約40人の子どもたちも参加し、手越さんと一緒に泥だらけになりながら収穫を楽しんだ。

手越さんは「お米を食べられる事のありがたみを感じて欲しいですし、僕も世界各国行きましたけど、日本は本当に食がおいしいので、そういうことも少しでも伝わったら良いなと思います」と話す。

収穫が終わると、新米と地元の野菜を使った豚汁をみんなで味わった。
参加した7歳の男の子は「柔らかくておいしかった」と話す。また父親は「食育という事で、米作りを通して食べ物のことを考えられるきっかけがあるのは、すごく良いこと」と話した。

このプロジェクトで収穫されたコメは、手越さんのホームページなどで販売され、収益はすべて子どもの支援に活用される。

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