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 俳優の本木雅弘さんが5月20日、東京都内で行われた映画「日本のいちばん長い日」(原田眞人監督)の完成報告会見に登場。昭和天皇役で出演している本木さんは「逃げ出したい気持ちと同時に、逃したくないという気持ちで揺れた」と役へのプレッシャーが重かったことを告白。

 また、本木さんは、元々昭和天皇役は別の人がオファーされていて、その後自分に回ってきたことを告白。会見に出席した原田眞人監督は「(元々は)本木さんに天皇役をやってもらいたいというのがあったが、恐れ多くてオファーできず……」と説明し、「まわりまわって、理想の天皇陛下になったと思います」と太鼓判を押した。会見には本木さん、役所広司さん、松坂桃李さん、堤真一さん、原田監督が出席した。

 映画は半藤一利さんのノンフィクション「日本でいちばん長い日 決定版」(文春文庫)が原作。太平洋戦争末期の日本を舞台に、降伏か本土決戦かを巡って決断に苦悩する陸軍大臣・阿南惟幾(役所さん)や昭和天皇(本木さん)、鈴木貫太郎首相(山崎努さん)、終戦に反対する畑中少佐(松坂さん)らの姿を描く。8月8日公開。

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Masahiro Motoki’s act as the Showa Emperor “was an accident”. Press conference on completion of movie “Japan’s Longest Day” 1.

Actor Masahiro Motoki appeared in the press conference upon the completion of the movie “Japan’s Longest Day” (directed by Masato Harada) held in Tokyo on May 20th. Motoki who acted as the Showa Emperor has expressed the heavy pressure with his role as “I was shaken and I just felt like running away while also didn’t want to flee at the same time.”

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