俳優の鈴木亮平(39)、宮沢氷魚(28)、ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダ(38)が11日、都内で行われた映画『エゴイスト』(R15+)公開記念舞台あいさつに登場した。
さまざまなテーマを愛と毒のある切り口で、数々のコラムを世に送り出してきた高山真氏の自伝的小説が原作。田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごし、今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働く主人公・浩輔(鈴木)とパーソナルトレーナーの龍太(宮沢)との愛の物語を描く。ドリアンは浩輔の友人を演じた。
きのう10日の公開日当日に劇場に足を運んだ鈴木は「ドキュメンタリータッチで撮っているので、自分がどういう表現をしてるか一切意識しないまま、その人物として過ごしていた。きのう初めてお客さんと一緒に皆さんと一緒に見て、初めて客観的に映画を見ることができた」と映画を見た感想を明かす。
一方、劇場には行けなかったという宮沢は、「ずっとSNSや各映画館の上映時間とどれくらい人が入ってくれてるんだろうっていうのをずっとチェックしていた」と公開初日の過ごし方を明かしていた。
ゲイの当事者として本作に出演したドリアンも劇場に足を運んだそうで、「(映画館に)ゲイの方たちがたくさんいらっしゃっていた」と言い、「『今まで日本映画だと、ゲイの描き方やキャラクターが、自分事として思えなかったけど、本作に関してはあまりにも自然すぎて、映画であることを途中で忘れるくらい、本当に自分事として感じられる』という感想をいただいて、それがすごくうれしくて、それに携わらせていただいてけてるっていうことも誇らしく感じました」と明かしていた。
舞台あいさつには2人のほか、阿川佐和子(69)、松永大司監督(48)も登場した。
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