オリンピックで銀と銅合わせて3つのメダルを獲得し、2023年に現役を引退した元卓球日本代表の石川佳純さんが秋田を訪れた。石川さんは、これまでの応援に感謝を伝えるとともに「また秋田を訪れたい」と笑顔を見せた。

 男鹿のナマハゲやJA職員に出迎えられたのは、元卓球日本代表で全農所属の石川 佳純さん。

 石川さんは2022年4月から、47都道府県をめぐり、子どもたちと卓球で交流している。その一環で秋田を訪れ、18日は秋田市の県JAビルに。

 JA全農あきたの小松忠彦会長などに「日本のおいしい食べ物のパワーをもらって選手生活を頑張ることができた」と感謝を伝えた。

 石川さんにサキホコレやシイタケなど県産の農作物が贈られると、「あ、知ってるこれ。食べてます」と話し、試合の時の厳しさとは打って変わり、穏やかな表情を見せていた。

 秋田を訪れたのは初めてだということで、印象を聞いてみると「まずは寒い(笑)ちょっと寒いなという印象があったが、本当にたくさんの人に温かく迎えてもらって、おいしい食べ物もたくさん食べることができたので、すごく楽しい秋田訪問になった。きりたんぽ鍋は家で食べたことがあったが、本場のきりたんぽはさらにおいしいなと感じたし、温かい場所だなと感じている」と話してくれた。

 石川さんは、今回の訪問では時間をかけて観光することはできなかったようで、「改めてゆっくり秋田に遊びに来たい」と笑顔を見せていた。

 元卓球日本代表・石川佳純さん:
「秋田はおいしいものが本当にたくさんあると思うし、やっぱりそれは農家の皆さんが愛情を込めて作ってくれたものだと思うので、私もそれをいただいて、またパワーをつけて頑張りたいですし、たくさんの人にその魅力を伝えていけたらと思っている」

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