演出家・俳優の錦織一清(58)が10月31日、都内で行われた舞台『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』ゲネプロ前あいさつに登壇。自身が演出・出演する舞台への意気込みを語った。「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)社長の東山紀之氏が新たに発足するエージェント会社の社長を辞退していたと報道されていたことについては言及しなかった。

 本作は、つかこうへい原作の舞台で、ゲネプロ前あいさつには錦織のほか、同作に出演する春田純一、大下順子、吉田智則、山本亨、堀田眞三ら、つかこうへい作品のレジェンド俳優が登場した。

 主演の春田は「この作品を立ち上げた26年後にこうやってこのメンバーで上演できることがすごく縁がある。それにこの座組で挑めるということが自分自身も期待して頑張ろうと思っているんですが、何しろこの芝居は格闘技(笑)。この年代なのにいろいろ動いてあちこち痛いんです。でもこの年齢の割には頑張っていると思います。ぜひ最後まで見てください」とアピールした。

 錦織は「僕は初めてつかさんのお芝居に入った時に、春田さんと亨さんに、すごく助けられたことを、もう昨日のことのように覚えていまして。今回、僕が演出に入った時に、今度は2人を助けなきゃいけないなと思ったんですけど、やっぱりまた今回も助けられてます」と感謝も。

 続けて「本当に、このドリームチームでできる、この一員になれているってことが、すごく夢のようです。また、公演前日くらいになってくると、演出家はだんだん自分の手から演劇が離れていってしまうものなんですが、今回は出演する機会も与えていただきました。本当にこのカンパニーの皆さんと一緒に最後まで、楽しくゴールしたいと思っております。よろしくお願いいたします」と感慨深げに語った。

 同公演は11月1日~12日まで池袋シアターグリーン BIG TREE THEATERで上演される。

#錦織一清 #蒲田行進曲 #銀ちゃんが逝く

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