3月8日は「国際女性デー」。生理など女性特有の悩みを最新技術で解決する、「フェムテック」の市場規模は急成長し、今後5兆円に達すると言われています。一方で、「生理の貧困」と呼ばれる深刻な状況も・・・
00:00 「GU」フェムテック市場に参入
01:10 「フェムテック」とは
01:41 銀座三越の期間限定ショップ
02:32 スタジオトーク
02:46 ファミリーマートの取り組み
03:20 “生理の貧困”について
04:12 ”生理の貧困”海外では?
8日開かれた、ファッションブランド「GU」の発表会。
「拡大が期待される新しい市場にGUが参入」(GUグローバル商品本部 椎名玲子さん)
急成長する「フェムテック」市場に参入。機能性下着などの販売に乗り出したのです。
「こちらのショーツ、これだけの水分を吸収しても裏はまったくぬれていません。実際にこれだけの量を吸収することができるそうなんです」(記者)
吸水ショーツは洗って繰り返し使うことができるため、ナプキンなどの代わりに使う人もいます。ほかにも、ナイトブラや足のむくみを予防するレッグケアの商品などが2000円以内で手に入ります。
「吸水ショーツが未知だったので気になっています」(客)
「リーズナブルで使いやすい下着が出てくれるのは、とてもうれしい」(客)
こうした女性特有の健康課題を最新技術で解消する商品やサービス「フェムテック」。世界のフェムテック市場への投資額は年々伸びていて、2018年には437億円になるなど、10年で17倍になりました。2025年には、世界で5兆円の市場規模になるとの試算もあります。
銀座三越では「フェムテック」に特化した期間限定ショップもオープン。吸水ショーツや月経カップなど、9ブランドの商品が並びます。売り場のポップには・・・
「生理が憂鬱」「生理用品を外出先で取り替えるのにいつも悩まされる」
女性特有の不安や悩みが書かれていました。出店した企業は・・・
「自分の体が抱えていたモヤモヤの気持ちを、知っていただくきっかけになっているかなと」(フェルマータ 中村寛子CCO)
自分の体と向き合い、悩みにあった商品を選ぶことで、人生の選択肢が広がるキッカケになるかもしれません。(09日00:08)
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