いよいよ来週に迫った『ぎふ信長まつり』。今年、織田信長に扮して登場するのは、木村拓哉さんです。
岐阜市民:「えっ!?って感じだった。マジで?みたいな。すごく驚き」
柳ケ瀬商店街振興組合 林亨一理事長:「久しぶりに明るい話題だなと。起爆剤になってくればありがたいなという期待感でいっぱいですね」
木村さんは、来年1月公開の映画に、岐阜ゆかりの武将・織田信長役で出演。その縁で参加が決まりました。すると1万5000人の観覧席に96万6555人の応募が殺到。倍率64倍を乗り越えた当選者は…
当選した人:「(当選メールを)何回も見直して当選ってそういうことだよね?みたいな感じで」
当選した人:「この目に生の木村拓哉様を焼き付けられたらと思っています」
一方で、街が懸念するのは、想定外の観客が集まった場合の“不測の事態”。
柴橋正直 岐阜市長:「私なりに危機感を持っているところでございます」
2009年に伊藤英明さんが信長に扮した時には、2日間で過去最多の50万人が来場。見物客が伊藤さんに接近する場面もあったといいます。対策本部では、かつてない警備体制で臨むと発表。観覧席を設けるのも、今年初めてです。
8車線道路の片側4車線を観覧エリアに指定し、フェンスで16ブロックに区画。見物客が木村さんを追いかけて移動するのを防ぐ計画だといいます。
総合警備会社・エスピトーム 浅田光一警備運用本部長:「その柵が倒れないように警備員がしっかり柵を押さえる、そういったフォローが必要になるだろうと思います。とはいえ、急病人が出た場合は、柵の外に出さなければいけないので、その点では柵は可動式で、動くものでないと」
そして、最も危険だというのが…。
総合警備会社・エスピトーム 浅田光一警備運用本部長:「やはり歩道橋って非常に狭いので、いわゆる“群衆雪崩”が発生する可能性はきわめて高いです」
“群衆雪崩”。過去に明石市で花火大会終了後、一斉に動き出した見物客が、折り重なって倒れる事態が発生。11人の犠牲者が出る大惨事が起きています。実行委員会は、歩道橋を駅から出てくる人のみに限定し、祭り会場から駅に向かう人の流れを規制する対策を講じている最中だといいます。
総合警備会社・エスピトーム 浅田光一警備運用本部長:「特にこういったイベント警備いわゆる、雑踏警備はですね。結果が全てなところがありまして、いわゆるリスクをどれだけ回避できるかにかかってくると思います」
サタデーステーション 10月29日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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