今年3月に発足し、ウクライナからの避難民の受け入れ準備を進めてきた『おぢや避難民支援の会』。
26日の会見でガーナ国籍の医師・ムクタル サリフさん(36)とウクライナ人のイリナ シェフチェンコさん(37)の夫婦を受け入れると発表しました。
2人はウクライナ東部のドニプロに住んでいましたが、3月にスロバキアへ避難。しかし、避難先では…
【おぢや避難民支援の会 鈴木進吾 副会長】
「(夫のサリフさんは)避難先のスロバキアでも医療関係の仕事を続けたいと思って避難してきたそうなんですが、自分が黒人であるということで、かなり強い壁があって仕事は断られてしまった」
また、故郷のドニプロでは現在も軍事被害が出ていて、妻のイリナさんは親戚や友人を心配し、眠れない日々が続いていると言います。
【おぢや避難民支援の会 鈴木秀信 会長】
「避難された方が安心して少しでも笑顔を取り戻せるよう、この小千谷で生活ができる環境を整えていく」
28日に来日する予定の2人。
小千谷市では公営住宅に住み、家賃は市が負担するほか、支援の会が就労先の紹介などを行う方針です。
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