真っ黒な翼の真っ白な羽根

誰もが1度は恋をするだろう。
その出逢いは、それぞれ違うだろうが、これはある企画である意味再会を果たした男女の話。
これは、俺が見た夢の話である。

第3話

「最初のロケ場所まで2台のタクシーで移動するので、男子リードでタクシー乗り場いって乗り方を自由に決めちゃって移動しましょう。」
今更だが、スタッフの指示が思ってる以上に適当な気がするがこんなもんなのか?
「それじゃ、よーい、はい。」

「それじゃ、今からタクシーである場所に移動するから、こっちこっち。」
俊樹が先陣を切ってみんなを誘導し始める。
「あっ、荷物持つよ。」
俺も少しは目立とうと優しさを演出する。
女子の荷物を男子二人で持ってあげながらタクシー乗り場に移動する。

「はい!2台に分かれて移動します。どう分かれる?無難にグッパー?」
「あのさ、なぎちゃんと話してみたいから2人で乗ってもいい?」
俺は、俊樹の提案を申し訳なさそうに遮るようにお願いをした。
「わかった。じゃぁ、こっちは3人で乗ろっか?俺真ん中がいい!」
2人を誘って、ウキウキしながら乗り込んでいく。
「こっちも乗ろ?」
「うん、ありがとっ。」
タクシーの扉が閉まり走りだす。

「いやぁ、マジで焦った、ほんと焦った!」
「なぎもだよ。なにしてんの?わざわざ誘わなくてもいいじゃん、逆に怪しまれない?」
「大丈夫だろ、俊樹は案外鈍感だし、ドルヲタなんて知らないから。笑」
「ならいいんだけど・・・。」
「てかさ、なんでゆきや、最近握手会来てくれないの?全然見かけない気がするんだけど?」
「忙しいんだよ、仕事とか学校とかなかなか今余裕ができなかったんだよ。いい例にこうして、テレビの仕事も入ってきてるしね。」
「だって、芸能の仕事してるなんて一言も言ってなかったよね?そんな素振りすらなかったじゃん!」
「待ったまった!いちいち言わないでしょ。てか、それで気まずくなりたくなかったし、なぎだって嫌でしょ?」
「そうだけど、こんな形で再会するなんて、ね・・・。」
「ホントだよ。テレビで見たことある子って思うように頑張ったんだから。握手会とかドルヲタとかここで話すと厄介だし、知った仲だと色々視聴者の見る目も変わるだろ。あくまでも、なぎは有名なアイドルで、俺はただの高校生ってのが、このあとも都合がいいんだよ。」
「かもね、でもゆきやを恋愛対象として見るのかぁ、難しいなぁ。。。」
「いやいや、失礼な!れっきとした健全な高校男児じゃないか!」
「いや、色々知っちゃってると、ね。まぁ、逆になぎのことも色々知ってるだろうから、お互い様だとは思うけど。」
「それな。てかさ、この会話絶対に使えないから普通の会話みたいなのもしとく?」
「そうだね。好きなタイプとか?」
そうこうしていると、目的地に到着した。

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