藤沢周平「隠し剣」シリーズの傑作を豊川悦司主演で映画化。ラスト15分の壮絶な死闘は必見!映画『必死剣鳥刺し』特報

[見どころ]
『たそがれ清兵衛』や『武士の一分』など、映画化作も多い藤沢周平の「隠し剣」シリーズのなかでも、現代社会に通じる傑作との呼び声が高い一作を、『愛を乞うひと』『やじきた道中てれすこ』の平山秀幸が映画化。藤沢作品でお馴染みの東北・海坂藩を舞台に、剣豪であるがゆえに陰謀に巻き込まれていく寡黙な武士を豊川悦司が熱演。ラスト15分間にノンストップで繰り広げられる死闘は息を呑む迫力だ。主人公に密かに想いを寄せる亡妻の姪に池脇千鶴、切れ者の中老に岸部一徳が扮する。その他、吉川晃司、小日向文世らが共演。

[ストーリー]
江戸時代、東北・海坂藩の中級武士・兼見三左エ門(豊川悦司)は3年前に、藩主・右京大夫(村上淳)の失政の元凶となった愛妾・連子(関めぐみ)を城中で刺殺したが、斬首を免れ、寛大な処分によって再び主君の側に仕えている。身の回りの世話をする亡妻(戸田菜穂)の姪・里尾(池脇千鶴)の献身もあり、一度は失いかけた生きる意欲を取り戻していく三左エ門だったが、ある日、中老・津田民部(岸部一徳)から呼び出され、思わぬ相談を受ける。それは、三左エ門が天心独名流の剣士で必勝の技「鳥刺し」の使い手と知ってのものだった……。

[スタッフ・キャスト]
[監督]平山秀幸
[脚本]伊藤秀裕、江良至
[原作]藤沢周平
[出演]豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳
[DATA]2010年/日本/東映/114分
(C) 2010「必死剣鳥刺し」製作委員会

2010年7月10日公開

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