「もうすぐ世界が終わるとしたらどうする?」概念を奪う「侵略者」はほかにもいた。映画『散歩する侵略者』から生まれた恐怖と驚愕の侵略サスペンス。今、新たな物語が始まる。ドラマ『予兆散歩する侵略者』。
映画『散歩する侵略者』は劇作家・前川知大率いる劇団「イキウメ」の人気舞台を、国内外で常に注目を集める黒沢清監督が映画化。
数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくる、という大胆なアイデアをもとに誰も見たことがない新たなエンターテインメントが誕生した。そんな映画『散歩する侵略者』のアナザーストーリーを新たな設定、キャストでスピンオフドラマとして製作。映画版とは一味違った、新たな侵略サスペンスが誕生した。
監督を務めるのは映画版と同じ黒沢清。映画『散歩する侵略者』は第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、国内外で大きな話題となったことも記憶に新しい。そんな黒沢が、2012年放送の「連続ドラマW贖罪」以来5年ぶりにWOWOWのドラマを手掛ける。また、脚本を黒沢とともに担当するのは映画「リング」シリーズで世界にJホラーブームを巻き起こした高橋洋。黒沢とタッグを組むのは1998年公開の映画『蛇の道』以来。そんな黒沢と高橋の作り出す恐怖と驚愕の世界に、夏帆、染谷将太、東出昌大ら、人気・実力を兼ね備えた豪華キャストが集結した。
予告編は冒頭から山際辰雄(染谷将太)の「もうすぐ世界が終るとしたらどうする?」と、究極の問いからスタートし、さらに、本作の主人公、妻の悦子(夏帆)が「それはほんのちょっとした違和感から始まった」と、意味深なメッセージを送る。映像は独特な色調に加え、悦子の周囲で起きる不可解な出来事をめぐる数々シーンが見る者にじわじわと恐怖を植え付け、不安をさらに加速させるサスペンスフルな展開となっている。また、新任外科医の真壁司郎(東出昌大)が概念を奪う姿はまさに侵略者の恐ろしさを物語るが、それは世界中で同時多発的に起きている事実であることも明らかにされている。映像の後半では「私辰雄と二人でいい。二人だけでいいから助かりたいな」と悦子が辰雄に打ち明けるシーンで夫婦の絆の深さが見てとれるが、果たして世界は終わりを迎えてしまうのか。
2017年9月7日WOWOWメンバーズオンデマンド先行配信開始
2017年9月18日WOWOWプライムにて放送スタート
#散歩する侵略者#夏帆#染谷将太
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