【STORY】
テロリストと人質―なぜ、正反対の立場の彼らが心を通わせたのか?危機的状況で生まれた絆の行方を描く感動ドラマ
実業家のホソカワは通訳のゲンと共に招かれた、南米某国の副大統領邸でのパーティーを心待ちにしていた。ホソカワの会社の工場誘致を目論む主催者が、彼が愛してやまないソプラノ歌手のロクサーヌ・コスのサロンコンサートを企画したのだ。現地の名士や各国の大使も集まり、女神のようなロクサーヌの歌声が流れたその時、突然テロリストたちがなだれ込み副大統領邸を占拠する。収監中の同志の解放を求める彼らは、赤十字のメスネルを介して政府と交渉するが平行線が続く。そんな中、ロクサーヌの歌をきっかけに、貧しく教育など受けられるはずもなかったテロリストたちと、教養に溢れた人質たちの間に、親子や師弟のような交流が生まれ始める。しかし、かりそめの楽園に終わりの時が近づいていた──。

■監督:ポール・ワイツ 『アバウト・ア・ボーイ』、『ダレン・シャン』
■出演:ジュリアン・ムーア、渡辺謙、セバスチャン・コッホ、クリストファー・ランバート、加瀬亮
■原題:BEL CANTO/2017年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/5.1ch/1時間41分/字幕翻訳:風間綾平
■原作:アン・パチェット/山本やよい訳『ベル・カント』
(早川書房より10月下旬刊行予定)
■配給:キノフィルムズ/木下グループ
宣伝プロデュース:ブレイントラスト

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