ドラマ「仮面ライダー龍騎」から19年が経ちましたが、今では記憶に残っている古典的なキャラクターはどうなっていますか?視聴した後は、このチャンネルを気に入ってチャンネル登録することを忘れないでください。ありがとうございました。
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👇Chapters章節 :
0:00 片頭
0:14 城戸真司 – 須賀貴匡
0:30 秋山蓮 – 松田悟志
0:46 須藤雅史 – 木村剛
1:02 北岡秀一 – 涼平(小田井涼平)
1:18 手塚海之 – 高野八誠
1:34 芝浦淳 – 一條俊
1:50 浅倉威 – 萩野崇
2:06 東條悟 – 高槻純
2:22 佐野満 – 日向崇
2:38 霧島美穗 – 加藤夏希
2:54 高見沢逸郎 – 黒田アーサー
3:10 仲村創 – 水野純一
3:26 香川英行 – 神保悟志
3:42 神崎優衣 – 杉山彩乃(藤沢あやの)
3:50 神崎士郎 – 菊地謙三郎
3:58 由良吾郎 – 弓削智久
4:06 大久保大介 – 津田寛治
4:14 桃井令子 – 久遠さやか
4:22 島田奈々子 – 栗原瞳
4:30 浅野めぐみ – 森下千里
4:38 神崎沙奈子 – 角替和枝
4:46 片尾

【ドラマ紹介】
『仮面ライダー龍騎』(かめんライダーりゅうき、欧文表記:MASKED RIDER RYUKI)は、2002年(平成14年)2月3日から2003年(平成15年)1月19日までテレビ朝日系列で、毎週日曜08:00 – 08:30(JST)に全50話が放映された東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。

「平成仮面ライダーシリーズ」第3作である。キャッチコピーは「戦わなければ生き残れない!」。

【概要】
本作品は、平成仮面ライダーシリーズとしては作中で初めて「仮面ライダー」の言葉を用いた。設定や世界観に重きを置いた前2作とは趣を変え、「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続ける」という人間同士の競争、それに付随する人間関係の描写を重視した作品になっている。

ライダー同士の戦いという破天荒なシチュエーションを採用、さらにはカードゲームの要素を取り入れたバトル方法を取り入れている。放送開始後は、ライダーが自身の欲望のために他のライダーと殺し合うというストーリーや、悪役であっても正式に「仮面ライダー」を名乗るという設定が、「子供番組としては不適切である」という意見も新聞投稿などに見られた。

【評価】
本作品の斬新な設定は中高年の消費者層から強い反発を受けたものの、主要視聴者である男子児童向けの商品展開は成功を収めた。キャラクター商品売り上げは、前作を大きく上回る139億円を記録し、2009年度の『電王』までのライダー売上に抜かれるまで、平成ライダーシリーズ史上最も高い実績を残していた。

本作品こそが、平成仮面ライダーシリーズの長期化を決定付けた作品といわれる。

白倉は十数年後のインタビューで「特撮番組自体が龍騎以前・以後に区分していいくらい、龍騎の存在が転機となった」と語っている。

【企画の経緯】
現在でこそ「平成仮面ライダーシリーズ」の第3作に位置づけられているが、当時はまだシリーズという意識はなく、『仮面ライダークウガ』や『仮面ライダーアギト』の2作で終了して仮面ライダー以外の作品を製作予定だった。このころに出された案として『仮面ライダー』の企画原型の一つである『クロスファイヤー』をモチーフとした騎士ヒーローの企画があり、これが本作品の原型となっている。しかし、仮面ライダーが大きな盛り上がりを見せていることを重視し、やはり仮面ライダーを制作しようという方向で話が決まった。

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を受けて、テレビ局側は『クウガ』や『アギト』のように複雑ではなく、善悪の別が明瞭なヒーローものを作って子供たちに本当の正義を教えようというコンセプトを企画側に要求した。しかし白倉伸一郎プロデューサーは局の意向を察した上で、意図的に曲解した応えを返した。「子供たちに本当の正義を教えたい」と言うからには、子供たちの信じている正義は偽物で番組制作者は本物を知っていると主張するに等しくなってしまうためである。

白倉は前作『アギト』でも複数の主役を配置することで「それぞれの立場の正義」を描こうとしたが、視聴者がはじめから結論づけている「仮面ライダーは正義」という意識を打ち壊すには至らなかった。そこで、本作品では視聴者が受容できないほど多くの仮面ライダーを投入し、規定の結論を覆そうとしたのである。

メインスポンサーであるバンダイからも『クウガ』や『アギト』とはガラリと変えたいという要望があり、デザインや設定なども従来の仮面ライダーシリーズとは大きく異なる斬新なアイディアが数多く取り入れられていった。

このように、従来の仮面ライダーシリーズにはありえない設定を盛り込んでいるため、外伝という意味を込めて作品名に『龍騎』と漢字が用いられた。

【13人の仮面ライダー】
『アギト』での多人数ライダーの路線をさらに推し進めた。これは視聴者の固定観念を壊そうという試みの一端でもある(企画の経緯節を参照)。当初は50人のライダーを登場させるという案もあった。
13という人数は、石ノ森章太郎の原作漫画版『仮面ライダー』の本郷猛対ショッカーライダーの回を彷彿とさせる。白倉は原作漫画版を意識していないと述べているが、石森プロの早瀬マサトは意識したと述べている。
13人のライダーとはあくまで作品内のルールであり、当初からその全員を登場させる予定ではなかった。例えば、劇中では実際に仮面ライダー王蛇が仮面ライダーガイと仮面ライダーライアを倒しているが、初期案ではガイとライアは登場せずにはじめから王蛇が「既に2人を倒したライダー」として現れる構想だった。
オープニング映像でのカードを持つ顔を隠した人々が映る描写は、「誰でも仮面ライダーになる可能性がある」ということを示している。

【悪の仮面ライダー】
本作品の仮面ライダーは、それぞれの願いを叶えるために戦う者たちであり、従来のような「正義の味方」ではない。中にはライダーの力で犯罪行為を働く者もいる。悪人がライダーに変身する展開には反発があり、特に脱獄犯という設定の仮面ライダー王蛇 = 浅倉威に関しては苦情が殺到した。しかし、少女との特殊な関係を描いた第31・32話が放映されると、浅倉関連のクレームは一切来なくなったという。
脚本を担当した小林靖子は、2012年のインタビューで「ライダーが犯罪者とか死んでしまうというのは今じゃできないし、『龍騎』当時だからできたことですね」と述懐。
監督の田﨑竜太は、「同族争い」という要素は『仮面ライダー』や『人造人間キカイダー』など石ノ森の作品世界に近い設定と述べている。
悪人でも変身できる本作品の仮面ライダーには、肉体にも精神にもヒーローたるべき必然性はない。彼らは任意の契約によって変身者としての資格を得たのであり、そこには運命も精神的外傷も関係せず、自己決定の論理だけが存在する。仮面ライダーシリーズにおける変身の概念は、本作品で提示された「契約」を経て、次作『仮面ライダー555』の「ベルトさえ所持していれば誰でも変身できる」という表現に続いていくことになる。

【カードバトル】
本作品の仮面ライダーたちは、戦闘能力を発揮する際に「アドベントカード」と呼ばれるカードを使用する。この「人間とモンスターがカードを使って契約する」という設定は、前作における初期案である。
『アギト』の商品展開がその前年の『クウガ』を継承したものだったので、本作品では趣向を変えるためにバンダイとプレックスとで合宿を行った結果、『遊☆戯☆王』に代表されるカードバトルを活かそうという案が生まれた。カードは安価なので出版物やソーセージなど様々なものに付録して展開しやすく、それまでにない成果を上げることができた。商品のカードには穴が空いているために曲がってしまいやすかったが、100円のカードダスで補充が容易な点がある種の問題解決となった。
変身ベルトのような高額商品に、安価でコレクション性の高いカードのようなアイテムを加えて商品層に厚みを出す手法は大成功を収め、以後の平成仮面ライダーシリーズにおける多アイテム化路線に繋がった。
演出面では、カード使用を経ることでライダーの武器がファンタジックな物となり、過度に殺伐とすることを防ぐ効果があった。

【最終回前に死亡する主人公】
主人公の城戸真司は、最終回前話の第49話でモンスターから少女を庇って致命傷を負い、敵の駆逐後に力尽きて息を引き取っている。こうした挑戦的な部分も「本作品は外伝」という意識があったため、制作側が抵抗を覚えることなく実行できた。
真司の最期の独白に説得力を持たせるためには、人の死が痛々しく汚らわしいものであると表現することが必要だった。彼の最期に際しては明確に流血が描写され、寄りかかった車の白い色がそれをさらに際立たせている。

【あらすじ】
西暦2002年。人間が忽然と失踪する事件が連続発生していた。真相を追うネットニュース配信社OREジャーナルに所属する見習い記者の城戸真司は、失踪者の部屋を取材中、奇妙なカードデッキを発見。その力で仮面の戦士に変身した真司は、鏡の中の世界に迷い込み、自分と同じような仮面の戦士がモンスターと戦っている光景を目撃する。

現実世界への帰還を果たした真司は、もう1人の仮面の戦士である秋山蓮や、彼と行動をともにしている神崎優衣から、連続失踪事件はミラーワールドに住むミラーモンスターによる捕食であること、仮面の戦士はミラーモンスターの力を行使できる超人仮面ライダーであることを知らされた。真司は、蓮が変身する仮面ライダーナイトと同じようにミラーモンスターと契約したことで、正式な仮面ライダー龍騎となり、ミラーモンスターから人々を守るために戦っていく。

仮面ライダーは全部で13人いるが、それぞれの目的のために、最後の1人になるまで戦わなければならない宿命にあった。

真司と蓮は、優衣の説得もあって共闘しながら、ミラーモンスターと戦っていく。だが、同時にライダーバトルは混迷を極めていく。

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