「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問がたちまち話題を呼び、翌年にはコミックエッセイ化もされた作品を榮倉奈々と安田顕のW主演で実写化したハートフルコメディ『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』。この映画より、榮倉が “死んだふり”をするメイキング映像が解禁となった。
本作は、結婚して3年、穏やかで平和な日々を過ごしていたある日、じゅん(安田顕)が会社から家に帰ると、妻のちえ(榮倉奈々)が死んでいた(死んだふりをしていた)ところから展開。ある時は名誉の戦死を遂げ、またある時は矢に頭を貫かれ、次第に死んだふりがエスカレートしていくという内容だ。
解禁となったメイキング映像は、ケチャップの血のりをつけた最初の“死んだふり”と、本作のキーアイテムのワニを使っての“死んだふり”シーンの映像。ケチャップの血のりをつけた“死んだふり”では、榮倉の倒れ方や顔の向きについて、安田が「(その向きだとケチャップの血のりで)家が汚れちゃうよ」と笑いを誘い、監督が「このパターンが死体でよく見るパターン」と話し合っている様子が映し出されている。
一方、ワニに食べられた“死んだふり”では、ワニの口に自ら頭を突っ込んだ榮倉を見守っていた安田が「こんな愛情、受けてみたいよね」とつぶやくシーンも。またリハーサルは、ワニに食われて横たわる妻ちえの姿に、夫のじゅんが「食われてる」と唖然とするところからはじまり、じゅんによってワニの口から引っ張り出されたちえが、無事、息を吹き返すと「危なかった、もう少しで消化されるところでした。あなたは命の恩人です。ありがとう!」と抱きつくシーンも。
全部で15パターンある“死んだふり”シーンは、5日間で一気に撮影されたそうで、榮倉自身「なんの映画を撮っているのか(笑)」と感想をもらしている。さらに、安田が“死んだふり”を見てリアクションする部分は、榮倉が次の“死んだふり”の準備をしている時に撮ることもあったそうで、「本人が目の前にいないし大変でした」 と安田。はたして映画本編はどんな仕上がりになっているのか?
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日より全国公開となる。
※元記事はこちら:http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=12722
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