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ラッパーのANARCHY(アナーキー)と俳優の野村周平が5日、都内で行われた主演映画『WALKING MAN』(10月11日公開)の完成披露上映会に出席。主演を務めた野村と、プライベートでも親交のあるANARCHYは、野村への感謝の思いをフリースタイルラップで披露し、観客からは歓声が湧いた。
また、野村は現在アメリカ・ニューヨークに6月末から1年間の留学中だが、主演映画のプロモーションのため緊急帰国。NYの生活は「楽しいですよ、やっぱり日本と違って。いろんな文化と触れて新たに成長している感じです」と役者として成長を実感していると語った。
役柄については「僕は基本内気ではないですし、しゃべるのも苦手ではない。撮影現場では監督とワイワイやらせていただきました」とにっこり。オファーについては「この話をいただいた時は酔っ払っていて、監督から『主役をやる方を探しているんだよね~』と言われたので『僕がやりましょうか?』と言って…。現場に入らせていただきました」と珍エピソードを明かして笑いを誘った。
同作は、ANARCHYが初監督を務め、釈由美子主演でドラマ・映画化もされた『スカイハイ』などを書いた漫画家の高橋ツトム氏が企画プロデュース、フジテレビ系ドラマ『民衆の敵』などを手がけている梶原阿貴氏が脚本を担当した完全オリジナル作品。
野村が演じるのは、極貧の母子家庭で育ち、幼い頃から吃(きつ)音症でコミュ障、さらに事故で重症の母親を抱え、思春期の妹を放っておけない気弱で心優しき不用品回収業のアルバイトで生計を立てる青年・アトム。どん底の中で、ラップ音楽と出合い、最底辺の生活から抜け出すべくバカにされながらも、ラップ一つで這い上がる気弱なラッパーを演じる。
この日は、共演者の優希美青、伊藤ゆみ、星田英利も登壇した。
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