メジャーデビューを懸けて争うAKB48グループの「第2回ユニットじゃんけん大会」が23日、東京都大田区の「片柳アリーナ」で開かれ、HKT48の松田祐実がAKB48の多田京加と結成した「Fortune cherry」が優勝した。 福井県出身、ドラフト3期生という共通点を持つ2人は、3回戦で田島芽瑠(HKT48)と馬嘉伶(AKB48)の「大人の事情」を撃破。ブロック代表戦を「あいこ」なしの一発勝利で突破すると、準決勝では松田がHKTの先輩・坂本愛玲菜との勝負を制し、決勝ではNGT48の「2ki」を、多田のグーで下した。 1カ月前の劇場公演デビューでも全く緊張する様子を見せなかった松田。予選を含め128組の頂点に立っても、ファン4000人の大歓声に動じることなく「予選から勝ちそうな気がしていたら、やっぱり勝った」と、はきはきコメントし、大物ぶりを見せつけた。 イベント後の会見で松田は「自信はあったけど、想像はしてなかったので『勝っちゃった』って感じだった」と振り返り、「2人とも明るくて前向きなタイプなので、『前に進むぞ』みたいな、明るい曲がいいですね」と、12月19日リリースのデビューシングルへ抱負を語った。 大先輩・指原莉乃の代表曲「恋するフォーチュンクッキー」をほうふつとさせるユニット名は「たまたま」。報道陣に新たな「フォーチュン曲」誕生への期待を聞かれた松田は「地元・福井の皆さんにも応援していただいて…ちょっとおこがましいですけど」と「指原超え」にも意欲を見せていた。

西日本スポーツ

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