堤真一が「脳死肝移植」のタブーに挑む医師を熱演。医療現場が抱える問題に鋭く迫る!映画『孤高のメス』予告編

[見どころ]
現職の医師が日本の医療制度が抱える矛盾や問題点を鋭く描いた同名ベストセラー小説を映画化した作品。とある地方の病院を舞台に、医師不足、医療ミス、臓器移植といった医療の現場で起きている問題に真摯に向き合う1人の医師の信念を描く。原作者・大鐘稔彦は、癌の告知問題や患者の家族に対して公開手術の実施など、組織より患者の側に立つ医療を心がけてきた医師であり、彼の体験や思いが込められた作品を、力強い映像にまとめ上げたのは、『ミッドナイト・イーグル』の成島出監督。順天堂大学医学部・肝胆膵外科の現役医師陣がバックアップした本格的な手術シーンなど、リアリズムにこだわる骨太な作品。

[ストーリー]
1989年、地方都市にある市民病院に、外科医・当麻鉄彦(堤真一)が赴任してくる。そこは大学病院に依存することで何とか運営の成り立つ、悪しき体制が蔓延した病院だった。その問題病院に身を置きながらも、当麻は己の信念を曲げることなく、患者を救うことだけに専念し、次々と困難なオペを成功させていく。そんな最中、市長が病に倒れる。救う手立ては肝臓移植しかなかったが、それは法律的にタブーとされている手段であった。目の前の患者を助けるのに、なぜ最善の手段が講じられないのか? 自問自答の果てに当麻は静かに決意する。

[スタッフ・キャスト]
[監督]成島出
[脚本]加藤正人
[原作]大鐘稔彦
[出演]堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、矢島健一、成宮寛貴、平田満、松重豊、余貴美子、生瀬勝久、柄本明
[DATA]2010年/日本/東映/126分
(C) 2010「孤高のメス」製作委員会

2010年6月5日公開

#孤高のメス#クライマーズハイ#堤真一

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