2021年12月14日、都内にて、映画『弟とアンドロイドと僕』(2022/1/7公開)完成報告イベントが行われ、本作でロボット工学者の主人公を演じた豊川悦司、腹違いの弟役である安藤政信、本作の脚本・監督を務めた阪本順治監督が登壇が登壇した。

監督として円熟期を迎えた阪本順治が、「これを撮らなければ自分は先に進めない」という覚悟で取り組んだ本作。自身の人生観や思索の後が色濃く反映した禁断の問題作となっている。主人公の桐生薫を演じたのは豊川悦司。阪本監督は脚本執筆前から主演に豊川をイメージ。ルックスや空気感も含め、役者としての持ち味を生かしつつ特異なキャラクターを創造した。義理の弟役には、エッジの利いた芝居に磨きがかかる安藤政信。いつも何かに苛立っている厄介者の危うさを、色気たっぷりに表現してみせた。そのほかの共演者には吉澤健、風祭ゆき、本田博太郎など個性的な演技派がしっかりと脇を固めている。

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阪本順治監督「僕にとって作らざるを得なかった作品」豊川悦司×安藤政信初共演映画『弟とアンドロイドと僕』完成報告イベント

映画『弟とアンドロイドと僕』

【STORY】
主人公の桐生薫は、孤独なロボット工学者。子どもの頃からずっと、自分が存在している実感を抱けないまま生きてきた。
そんな不安を打ち消すため、今は誰も訪れない古い洋館で、「もう一人の“僕”」として、自分そっくりのアンドロイド開発に没頭していた。そんなある日、
ずっと会っていなかった腹違いの弟が桐生のもとに訪れる。寝たきりの父親。駅で出会った謎の少女。様々な人々が
交錯する中、桐生ともう一人の“僕”の間には“ある計画”があった──。

脚本・監督:阪本順治
出演:豊川悦司、安藤政信、風祭ゆき、本田博太郎、片山友希、吉澤健
2020年|日本|日本語|94分|カラー|シネスコ|5.1ch 映倫:G
提供:木下グループ 配給:キノシネマ
© 2020「弟とアンドロイドと僕」FILM PARTNERS

2022年1月7日(金)より全国順次公開

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