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 俳優の中川大輔、砂川脩弥が21日、都内で行われた『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダーゼロワン』の新作映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』の公開初日舞台あいさつに登壇した。

 『仮面ライダーゼロワン』にテロリスト「滅亡迅雷.net」の仮面ライダー迅/迅(じん)役で中川、『滅亡迅雷.net』の仮面ライダー滅/滅(ほろび)役で砂川は出演。『仮面ライダージオウ』に仮面ライダーゲイツ/明光院ゲイツ役で押田は出演していた。

 本作では歴史が変わり、テレビシリーズとは違う役どころでの出演となった2人。中川は「迅と滅、ゲイツとツクヨミとウォズで戦うシーンがある。僕は(変身アイテムの)プログライズキーを投げてから変身するんですけど、ウォズ役の渡邊圭祐さんが(変身アイテムの)ライドウォッチを投げてから変身してくれた。自分の変身を見て、まねてくれたみたいで」と感激。渡邊は「だって、あの動き、めちゃくちゃよくないですか?」と理由を説明していた。

 砂川は「ゲイツ(押田岳)と刀を使ったバリバリのアクションをした。その前に蹴りを見たんですけど、すごい蹴りだった。僕らはすごい人間を敵に回しているんだなと思った…」と苦笑い。アクションについて押田「新鮮な気持ちでやらせていただいた。仮面ライダーっぽくないアクションで本格的でした」と振り返ると「殺陣師の方に熱い方がいて、監督が『気をつけて安全に』にと言いながら『よ~い、はい』ってなるんですけど、その瞬間に『殺す気で行け!』と。たぶん、その影響かな(笑)」とガチアクションになった原因を明かし、会場は笑いに包まれていた。

 本作で描かれるのは、タイムジャッカー・フィーニス(生駒里奈)によって歴史改変され、人間たちがヒューマギアたちによって支配されているという仮面ライダーゼロワンの世界。さらに、アナザーゼロワンの登場により仮面ライダーゼロワンの力を失ってしまった飛電或人(高橋文哉)は、仮面ライダージオウの常磐ソウゴ(奥野壮)と共に“すべてが始まった日”の12年前にタイムトラベルし、事件の真相に迫っていく。

 歴代平成仮面ライダーの力を駆使し、過去・現在・未来と時間移動を繰り返し、先の読めないストーリーで話題を呼んだ『仮面ライダージオウ』と、現在、テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダーゼロワン』(毎週日曜 前9:00)、2つの世界が交差。ゼロワン誕生の物語と、ジオウが選ぶ本当の終幕が描かれる。

 舞台あいさつには『仮面ライダーゼロワン』から高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、『仮面ライダージオウ』から奥野壮、押田岳、大幡しえり、映画ゲストの生駒里奈、山本耕史、杉原輝昭監督も参加した。

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