「こころの時代」番組HPはこちら

宮沢賢治没後90年に「こころの時代」が送る全6回シリーズ。仏教の切り口からその人生と作品の魅力と秘密に迫る。
第2回は、生前に唯一出版された難解とされる詩集『春と修羅』を読み解く。「春」とは長い冬に耐えたいのちが一斉に芽吹き花開く明るい光に満ちた季節。一方、「修羅」とは、仏教で死者が生まれ変わるとされる六道のうち、いさかいや争いに明け暮れる不穏な「阿修羅道」の世界。一見、相反する概念を、賢治はなぜ並べたのか。そこには、賢治のどのような人生の葛藤が秘められているのか。賢治作品朗読は俳優の加瀬亮。水墨画アートはCHiNPAN。解説は東京立正短期大学名誉教授の北川前肇。

【出演者】
講師:北川前肇(東京立正短期大学名誉教授)
朗読:加瀬亮(俳優・宮沢賢治作品)・井上二郎(NHKアナウンサー・仏教書ほか)
語り:守本奈実(NHKアナウンサー)

【放送情報】
NHK Eテレ 毎週(日)午前 5:00~/[再放送]毎週(土)午後 1:00~
放送後1週間は見逃し配信があります。
https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/plus/?cid=dchk-yt-2306-36

人生の壁にぶつかったとき、絶望の淵に立たされたとき、どう生きる道を見いだすのか。
経済的合理性や科学的思考が判断基準となりがちな現代。
それだけでは解決できない問題に、先人たちの言葉や今をともに生きる人たちの声に耳を傾ける番組です。

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