『氷の世界』(こおりのせかい)は、1999年10月11日から12月20日まで毎週月曜日21:00 – 21:54にフジテレビ系の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は竹野内豊と松嶋菜々子。

概要
この枠としては珍しいサスペンス、もしくはミステリーに分類されるジャンルである。あえて「月9」枠にこのドラマが企画されたのは、1年前に脚本の野沢尚の前作『眠れる森』がドラマ界にミステリー人気を引き起こしており、本作が『眠れる森』以上の傑作ミステリーとなることを期待されてのことであった。

テーマは保険金殺人であり、脚本の野沢は「和歌山毒物カレー事件」の容疑者が関係しているとされる保険金殺人未遂事件をもとに本作を構想した。しかし、結末で真犯人が判明すると、「推理作品としてはアンフェアである」とマスコミや公式サイトを含むネット上で議論を巻き起こした[1]。

音楽の完成度が非常に高く、ワイドショーやドキュメンタリーをはじめ、今なお多くのテレビ番組で使用されている。

2000年3月1日に第1巻と第2巻が、2000年3月17日に第3巻と第4巻の全4巻でVHS化後、DVD化が長年実現していなかったが、2010年10月20日にDVD-BOXが発売された。

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