11歳の児童に油圧ショベルを運転させ仕事をさせた疑い　自立支援施設を運営の男ら逮捕 (24/05/15 11:48)

愛知県東海市の自立支援施設に入所する当時11歳の児童に、油圧ショベルを運転させて働かせたなどとして男2人が逮捕・送検されました。

　労働基準法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、建設会社社長で自立支援施設を運営する氷室優容疑者（46）と、建設会社の取締役、小川直人容疑者（38）です。

　警察によりますと2人は去年4月から今年3月にかけて、東海市内の会社の作業場で少年4人（当時10〜13歳）にトラックの荷下ろしなどをさせたほか、このうちの当時11歳の男子児童に油圧ショベルを運転させ不当に働かせた疑いがもたれています。

　4人は氷室容疑者が運営し、ひきこもりや不登校の少年を預かる自立支援施設で生活していました。

　調べに対し、氷室容疑者は容疑を認め、小川容疑者は油圧ショベルの運転について「指示していない」などと一部否認しています。