テーマ
二面性のある作家性
企画の経緯
物語の着想
社会問題:イメージの流用
インフルエンサーの世界
同一化の願望、流行への自意識
山根ミト(ミトヤマネ)役:玉城ティナとの出会い
山根ミホ 役:湯川ひな
山城紗智子 役:安達祐実
田辺キヨシ 役:稲葉友
創作物と個人
人間性の末期
宮崎大祐監督にとっての『#ミトヤマネ』

☆ 作品紹介
『#ミトヤマネ』
https://mitoyamane.jp/

☆ イントロダクション
インフルエンサーの女性を主人公に、ネット社会の光と闇を独自のセンスで描いたスリラー。

毎日さまざまなSNS投稿をしながら暮らすカリスマインフルエンサーの「ミトヤマネ」こと山根ミト。妹のミホは、そんな彼女を陰で支えていた。ある日ミトは、所属するインフルエンサー事務所のマネージャーから、誰でもミトの顔になれるフィルター「ディープフェイクアプリ」のコラボ案件を持ちかけられる。アプリは人気を集めミトの顔は世界中に拡散されるが、その一方で彼女の顔を悪用する者も現れる。そんな状況でさえも自身の人気につながると喜ぶミトと、姉を心配するミホだったが……。

玉城ティナがミト役で主演を務め、「子供はわかってあげない」の湯川ひなが妹ミホ、「HiGH&LOW」シリーズの稲葉友がマネージャーを演じる。「VIDEOPHOBIA」「PLASTIC」の宮崎大祐が監督・脚本を手がけた。

監督 / 宮崎大祐 
出演 / 玉城ティナ、湯川ひな、稲葉友、オラキオ、平原テツ、内野謙太、戸田昌宏、片岡礼子、安達祐実、筒井真理子ほか

★監督紹介
1980年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、映画美学校を経て、フリーの助監督として商業映画の現場に参加しはじめる。2011年に初の長編作品『夜が終わる場所』を監督。南米最大であるサンパウロ国際映画祭やモントリオール・ヌーボーシネマ国際映画祭に出品され、トロント新世代映画祭では特別賞を受賞する。2013年にはイギリスのレインダンス国際映画祭が選定する「今注目すべき七人の日本人インディペンデント映画監督」のうちの一人に選ばれた。その年に参加したアジア四ヶ国によるオムニバス映画『5TO9』は、中華圏のアカデミー賞こと台北金馬国際影展など多数の国際映画祭に出品され、2018年夏より全国公開。長編第二作『大和(カリフォルニア)』はタリン・ブラックナイト映画祭を始め幾つもの国際映画祭で上映され、The New York TimesやVARIETY、Hollywood Reporterなどの海外有力メディアでも絶賛された。2019年にシンガポール国際映画祭とシンガポール・アートサイエンスミュージアムの共同製作である『TOURISM』を全国公開し、反響を呼ぶ。最新作の大阪を舞台にしたデジタル・スリラー『VIDEOPHOBIA』は映画芸術の年間ベスト6位に選ばれた。

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