昨年10月、ジャニーズ事務所から史上初の全世界デビューを果たした7人組グループ・Travis Japan（トラビス ジャパン）。世間の認知度はまだまだと言える彼らだが、「その中でもタレントとして飛躍しそうなのは、天然キャラで知られる松田元太」（芸能ライター）だという。
松田は’11年2月にジャニーズ事務所に入所し、デビュー組のバックダンサーなどを経験。’17年11月18日、松倉海斗とともに既存のJr.内ユニット・Travis Japanに加入した。
以降、松田は多くのファンを獲得。’22年2月には、アイドル雑誌「Myojo」（集英社）が行っている読者投票企画「あなたが選ぶJr.大賞」の「恋人にしたい」部門で1位に輝いた。これは、人気度を示すランキングでもあり、松田はデビュー前にしてJr.のトップに君臨したのだ。
そして同年3月末、Travis Japanはスキルアップを目指すためにアメリカ・ロサンゼルスへ。語学、歌、ダンスなどを学び、満を持してデジタルシングル「JUST DANCE！」（10月28日リリース）で全世界デビューした。現在、活動の拠点は日本が中心となっており、個々でテレビ番組にも出演している。
松田は6月9日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）に登場。昨年12月に出た際は話している最中に目を閉じてフリーズする一幕があり、ダウンタウン・松本人志らが衝撃を受けていた。
「同番組はお酒を飲みながらトークを展開するものですが、前回の収録について、本人は『何をしゃべったかも本当に記憶になくて。オンエアを見たんですよ。そしたら本当に、その時に思い出すこともなく、初めて見たんですよ』とぶっちゃけていました。松本は『こいつやばいな、ホンマに』とあきれた一方で、共演者の千鳥・ノブは『面白い。松田くんは』と食いついていたんです。松田は芸人から見てもイジりやすいのか、容赦なくツッコまれていましたね」（前出・芸能ライター）
また、同8日放送の『キスマイ超BUSAIKU！？』（フジ系）では、先輩であるKis-My-Ft2・北山宏光の演技について、「流し目だったりっていうのも、個人的に“あ、くっせ～！”っていうのがすごく好きで」とコメント。後輩に辛口評価をつけられた北山は「ふざけんなよ。言い方あんだろ。くせぇ以外に」と、ブチギレていた。
「先輩にも物怖じせず、思ったことを素直に言える松田のようなアイドルは、バラエティでも重宝されそうです。ジャニーズでは、天然キャラで愛されていたKing＆Prince・平野紫耀が退所し、同グループに所属していた岸優太も9月末に事務所を去ります。松田が若手ジャニーズの中で、新たな“天然・おバカキャラ枠”として活躍する日も遠くないかもしれません」（同）
しかし、彼がブレイクに至る前に、不安要素もあるという。松田といえば、4月29日にTravis Japanの公式YouTubeにて公開された動画内で、撮影中に「電子タバコを吸っていた」と思われるシーンがあり、大ヒンシュクを買った。
「この動画は、新潟県のスキー場で撮影を実施していました。ほかのメンバーがスノーボードに挑戦する際、離れた位置から眺めていた松田は電子タバコを使用したのか、不自然な煙が見えていたんです。隣に立っていた中村海人が手で払い除けると、松田が慌てて電子タバコらしきものをポケットに戻す場面が映ってしまいました。松田自身は24歳ですから年齢的に問題ありませんが、『アイドルが撮影中にタバコを吸うのは、仕事を舐めてる』とネットが大炎上。例のシーンはのちにカットされました」（同）
突拍子もない言動が「バラエティ向き」とも言える松田。とはいえ、“非常識で笑えない”と視聴者にドン引きされないよう、素行には気をつけてほしいところだ。
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