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 俳優の西島秀俊さんが10月27日、東京都内で開かれたパラリンピックのドキュメンタリー番組「WHO I AM」シーズン2のトークイベント「OPEN TOKYO Talk」に登場した。同番組のシーズン1に出演した車いすテニスの国枝慎吾選手、陸上のマールー・ファン・ライン選手(オランダ)について、ナビゲーターとナレーターを務めた西島さんは「人生を楽しんでいる。プライベートや競技でも輝いていますよね。僕もそうありたいと思って生きていますが、自分はここまで人生を輝かせているのか。嫉妬してしまいますね」と語った。

 西島さんは番組を見たときに「感動して声が震えて(ナレーションが)NGになったほど。素晴らしいシリーズになったのでぜひ見てください」とアピールした。感動したシーンは「家族のお話ですね。(パラアスリートの)両親がすごくポジティブで、子供の可能性を信じているところ。国枝選手が奥さんと食事をされるシーンの会話も胸に来るものがあった」と明かした。

 「WHO I AM」は、IPC(国際パラリンピック委員会)とWOWOWが共同で立ち上げたパラリンピックのドキュメンタリーシリーズ。リオパラリンピックの2016年から東京の2020年までの5年間、世界最高峰のパラアスリートたちの生きざまに迫る。シーズン2(全8話)では、パラアルペンスキーの森井大輝選手や、ウィルチェアラグビーのライリー・バット選手(オーストラリア)ら8人を取り上げる。西島さんは、シーズン1に引き続き番組のナビゲーターとナレーターを担当している。第1回は車いすフェンシングのベアトリーチェ・ヴィオ選手(イタリア)に焦点を当て、29日午後9時からWOWOWプライムで放送される。

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