山田孝之、大島優子(AKB48)、山口雅俊監督/映画『闇金ウシジマくん』ティーチイン
法外な金利で金を貸し付けては、非情な取り立てで債務者を借金地獄へと突き落とす闇金ウシジマと、金や欲望に踊らされる人々の姿を描いた『闇金ウシジマくん』。この映画の高校生100人を対象にした試写会が8月11日にシネマート六本木で開かれ、上映後に山田孝之、大島優子(AKB48)、山口雅俊監督が登壇し、高校生からの質問に答えるティーチインが行われた。
主人公のウシジマ役を演じた山田は「これから生きていく上でお金を最終目標にしてほしくないという気持ちがすごくあった。お金は何かをしたり、得るための中間として必要なものであって、それが最終目標になってしまうと、いざ手に入れたときに何に使っていいのかわからなくなると思う」と挨拶。高校生から寄せられた「人生で一番追い込まれたことは?」という質問には、「常に追い込まれていますね」と話し笑いを誘った。
同じ質問に大島は「1年に2回、盲腸とのどの手術をしたことがあって、そのときはAKB48に入っていたので、この手術をしてしまったら自分の居場所がなくなるんじゃないかという恐怖心に陥り、ちょっと追い込まれました」と振り返った。
また、「最近買った一番大きな買い物は?」という質問に、山田は昨年クルマを買ったと明かすと、「僕は貯金をあまりしなくて、無駄に使う気はないんですけど、何かほしいものができたときに、その分を貯めて手に入れるようにしている」と自分なりのお金の使い方を披露。一方の大島は「実印」というリアルな答えで会場を沸かすと、「自分の名前が入っている印鑑を買うことはすごく大人だなと思った。靴を買ったりバックを買うのと違って重みを感じた」と大人としての責任を感じた様子だった。
最後に、この日の感想を聞かれた大島は「制服っていいなって思った(笑)」と答え、「私もまだ、制服を着なければいけないグループにいるので、みなさんのように可愛く制服を着ていこうと思いました」と笑顔で話していた。
『闇金ウシジマくん』は8月25日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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