俳優の舘ひろしが、第42回モントリオール世界映画祭で最優秀男優賞を受賞し、会見で喜びを語った。舘は、主演映画「終わった人」の演技が評価されて受賞。「よかった。ありがとうございます」と笑顔を見せながらも、「『本当なのかな』と信じられない気持ち。野球でいうと、ボールが来たのでバットを出したらホームランになっちゃったみたいな」と心境を語った。同作は、定年退職後に生きがいを失った男性の、第二の人生を描いた内容。これまではダンディーでクールな役柄が多かったことから、今作での演技は「あまり自信がなかった」という。その一方で、「すごく現場が楽しかった。それが伝わったのかな」と話していた。
出席者:舘ひろし
2018年9月4日;東京・有楽町
8分16秒
【時事通信社】
MASK9.COM - FOR YOU, WITH LOVE.