俳優の西島秀俊(51)、中村倫也(35)、白石和彌監督が25日、都内の開催中の「第35回東京国際映画祭」内で行われた『仮面ライダーBLACK SUN』(28日、午前0時配信開始 Prime Video)のワールドプレミアに参加した。

中村は秋月信彦/仮面ライダーSHADOWMOONを演じる。「『仮面ライダーBLACK RX』を小さいころ、アニキとリアルタイムでテレビにかじりついて見ていました」と懐かしむ。そして「その中でも、シャドームーンは強烈に覚えている。今回はSHADOWMOONのオファーが来たというよりは、やると話を聞きつけて僕が『やらせてくれ』とプロデューサーに言った。それぐらい憧れの存在。シャドームーンは今回、初めて仮面ライダーという言われ方をする。憧れの存在なので、非常に気を引き締めてやらせていただきました」と、ついに“公式設定”となった仮面ライダーSHADOWMOONへの感慨を語っていた。

仮面ライダー生誕50周年を記念して、歴代仮面ライダーシリーズの中でも『仮面ライダー』(1971~1973年放送)への原点回帰をコンセプトとし、過酷な運命を背負った主人公の悲哀に満ちたストーリーが魅力的な人気作『仮面ライダーBLACK』を30年以上の時を経て新たに配信番組としてリブート。『凶悪』や『孤狼の血LEVEL2』などの大ヒット作品を数多く手掛けてきた白石監督が、1987年放送の『仮面ライダーBLACK』を新しい視点で描く。

■『仮面ライダーBLACK SUN』ストーリー
時は2022年。国が人間と怪人の共存を掲げてから半世紀を経た、混沌の時代。差別の撤廃を訴える若き人権活動家・和泉葵は一人の男と出会う。南光太郎。彼こそは次期創世王の候補、「ブラックサン」と呼ばれる存在であった。

50年の歴史に隠された創世王と怪人の真実。そして、幽閉されしもう一人の創世王候補シャドームーン=秋月信彦。彼らの出会いと再会は、やがて大きなうねりとなって人々を飲み込んでいく。

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