やっと見えた未来。絶望を知っているものならだれでもわかる。未来が見えない状況で、愛は語れない。
未来が見えた時男は、やっと心の内を言葉にする。
「僕に未来があるのなら、そこに君にいて欲しい。ずっと一緒にいよう」
肉親すべてを喪った男にも家族との未来が・・・。
しかし、運命は残酷だ。
愛する人と誓ったテロの阻止。その阻止したことで愛する人の命か、八景島シーパラダイスへ遊びに来ているたくさんの家族たちの命かの選択を迫られることに。
ここから、この場面での武ちゃんのセリフは3つだけ。表情とマジ泣きの涙で、見ている我々も泣いている。
どうして？
どうして、テロを阻止したのに、命を落とし、自分には子供ができていて、尊敬してやまなかった父親という存在になれることすら知らずに、SWATに撃たれながら愛する人のもとまでたどり着き、息絶える。
彼が最後に見たもの。それは、愛する人が自分を見つめ返してくれている顔だった。
哀しすぎる。このラストのクライマックスは幾度見ても号泣してしまう。
私は武ちゃんの気持ちで作品を見ているので。。。。
I cannot help wondering whether Yuri was happy or had a happy time in his severe short life?
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金城武出演の、ドラマ、映画、CM撮影地へ出かけご紹介、懐かしい日本でのCMを日・英・中の各字幕版でご紹介。。。などなど、金城武大好き18年分をいろいろな形で、「昔話しましょう」スタンスで一緒に武ちゃんを応援し続け、また日本でもお仕事をしていただけるようサポートして行きましょう♪「
赦すことで心の傷を乗り越え再生した男ポン（武ちゃん）
深く抱き続けた復讐を果たした果てに、二度目の家族も喪った男キョン（トニー・レオン)
私も、自分たちの手ではどうしようもないレベルで母の命を奪われた。
Yuriが、家族を守るために肉親を殺すよう仕向けられ、同時に肉親を守るために戦ってきた。その支えだった家族を喪い、家族のためを思えば汚れ役も平気だった彼。ここでの武ちゃんの揺れる心の演技とマジ泣きの涙は、肉親を不本意にも奪われたものには、他人事には思えず私も慟哭。
なんだか、いつも武ちゃんと一緒に哭いている気がします。
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