木村拓哉さん(49)が扮する織田信長の武者行列を一目見ようと、会場となった岐阜市の沿道など祭りにはおよそ46万人もの人が詰め掛けました。韓国・梨泰院(イテウォン)での雑踏事故を受けて、警備は厳戒態勢が敷かれました。

 6日午後1時すぎから始まった、ぎふ信長まつり。そこに…。

 織田信長役・木村拓哉さん:「皆の者、出陣じゃーーー!」

 織田信長に扮した木村拓哉さんが登場。木村さんの一つひとつの動作に反応するように大歓声。
   
 沿道からは姿を撮影しようと、高く高く、伸びる腕。

 木村さんは360度大観衆に見つめられながら、全長1キロほど、岐阜の中心街を30分かけて練り歩きました。

 来年公開予定の映画「レジェンド&バタフライ」。そのなかで織田信長役の木村さん。この映画をきっかけに、今回の祭りに参加となりました。

 見に来た女性:「(Q.どうですか?体感的に何倍ぐらい?)いつもの10倍ぐらい」

 祭りは3年ぶりに開催。来場者数は、およそ46万人となりました。経済効果はおよそ39億円にも上るといいます。

 当然、盛り上がるファン。

 70代のファン:「信じられないからあの世へのお土産ができたかな」

 沿道には午前中から詰め掛けるファンの姿が…。

 30代のファン:「小さいころから木村さんは好きで、だいぶ早めに来ました。到着は(午前)6時半から、場所取りで。見たい一心でちょっとでも前で見たくて」「(コンサートとは)もう違う興奮。もうドキドキ。色々妄想しながら、あっという間です」「(Q.見つめられたら?)失神ですね」

 目の前で行列を見られる観覧エリアは、抽選で1万5000人分を募集。そこに96万6000人以上もの応募が集まりました。

 そのため、街には落選者も多く詰め掛けました。

 集まった人の中には、不安の声も。

 見に来た女性(30代):「ゆっくり渡って下さいというのをすごく言われていた。私には小さな子がいるので、ゆっくり歩いた」

 先月に起きた梨泰院での雑踏事故。

 今回、警備に動員された警察官は500人以上。例年のおよそ8倍もの警備が増員されました。

 岐阜駅周辺のエスカレーターも通行が禁止。

 消防によると、今回のイベントでは観覧に来ていた40代の女性が転倒してけがをするなど、3人が救急搬送されました。

 見に来た女性:「規制退場はスムーズだったかな。皆さん言うこと聞いてたし、守っていました」「(Q.大きな事故はなかった)そこはよかった」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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